『毎日運動しているのに全然痩せないやぁ~泣』
『どんな運動がダイエットには効果的なの?』
『コスパ最強の運動は何?』
そんな疑問に答えちゃいます!
本記事の内容
・運動でカロリーを消費はムリゲー
・ジョギングだけじゃ痩せない
・運動後の過食は仕方ない
・筋トレの方が効果的
運動してもやせないよ!
大前提として、運動しても痩せません。なぜかというと、運動によって消費されるカロリーは驚くほど少ないことが原因です。
運動でカロリー消費というムリゲー
運動係数というものを知っているでしょうか?下図に示した運動強度(メッツ)を参考にして下さい。
ざっくり説明すると『運動している時間は、基礎代謝の運動強度(メッツ)倍のカロリーを消費するよ』という意味になります。
例えば、基礎代謝(1600kcal/日)の人が、1時間歩行したとしたら、一時間当たりの基礎代謝が約70kcalですから、
70×3−(70kcal:基礎代謝)=140kcal
つまり、1時間のウォーキングで消費されたカロリーはたったの140kcalということになります。ジョギングしたとしてもこの約2倍程度...。
自分の趣味のスポーツがどれ位の運動強度なのか、以下のグラフを参考にしてみて下さい。
運動しても痩せないもう一つの理由
重要なのに見落とされがちなもう一つの理由として、運動すると空腹感が増強するということがあります。 特にに有酸素運動では運動後の空腹感が強くなります。これは、運動したことにより消費された僅かなカロリーを体が補おうとする生理的反応です。
一時間のジョギングで消費された200kcalはたったの茶碗一杯のご飯でチャラ(むしろマイナス)になってしまうのです。
有酸素運動はダイエットに不向き
勘違いされがちですが、『ジョギングのような有酸素運動はダイエットに有効とはいえない』と最新のスポーツ科学では言われています。その理由は有酸素運動は脂肪よりも先に筋肉を燃焼させてしまう為、基礎代謝を低下させてしまうからです。その良い例として、一年中ランニングをしている駅伝選手はみんな手足が細くガリガリ体型ですよね。彼らは食事制制限に加え、過度ともいえる有酸素運動をしている為、筋肉が肥大することが無い為です。
コスパ最強の運動は筋トレ
意外なことにダイエットには無酸素運動の方が有効です。筋トレなんかしたらボディビルダーのような体型になってしまうのが不安という方もいるかもしれません。しかし、素人が筋トレをしたところで、ボディビルダーの体型になることは不可能です。彼らは栄養管理や専門的な高重量負荷をかけることであの体型を維持しています。基幹的にも、10年位かかります。
筋トレをすることにより、筋トレそのものでカロリー消費が出来ることはもちろん、骨格筋量(体重における筋肉の割合)が増加し、基礎代謝が向上します。つまり、一度の運動で2度美味しい状態になっているのです。
筋トレなら空腹も少ない
もう一つ、筋トレダイエットに効果的な理由として挙げられるのは、ジョギングのような有酸素運動に比べて、運動後の空腹感が少ないということがあります。その為、運動後の過食を回避することが出来るのです。
結論:ダイエットは栄養管理が9割
以上より、運動で痩せるのはムリゲーということを説明させて頂きました。強いていえば、有酸素運動よりは無酸素運動の方がダイエットには向いていると言えますが、それだけで痩せることは困難であるといえます。
最終的には、カロリー制限と摂取する栄養素の調整をしなければ効率的に痩せる事は出来ないのです。