痩せて、年収が上がる”早く寝る”という習慣 ~バカとデブこそ早寝しろ~
痩せて、年収が上がる”早く寝る”という習慣 ~バカとデブこそ早寝しろ~
早く寝るだけで睡眠不足は予防できる
『寝てない自慢』なんて愚の骨頂です。自分はバカであると周囲に言っているようなものです。
睡眠不足の人間に優秀な人物はいません。
これは皆さんの周囲を見回してもそうでしょう。睡眠不足の状態で努力しても、集中力も生産性も低く、大きな成果を出すことが出来ないからです。
睡眠不足は早く寝るだけで予防出来る
学生や会社員など、外的に生活時間を強制されている人は、1度夜更かししてしまえば、睡眠時間を確保することは出来なくなってしまいます。しかし、”早く寝る”たったこれだけの習慣さえ身に付いてしまえば、睡眠不足になることは無くなるのです。
今回は、私の経験も交えながら、医学的に早く寝るとダイエット効果があり、その上年収まで上がるという事を徹底解説していきます。
早寝は痩せる
夜更かし型の人に比べ、早く寝てしまう人の方が痩せやすいです。
私も、4カ月で20Kgのダイエットに成功した時は、なるべく20時、遅くとも21時に寝てしまうようにしていました。これにはいくつかの理由があります。
夜更かしすると間食してしまう
夜更かしをすると、ついつい間食をしてしまう機会が増えてしまいます。
毎週楽しみにしているドラマを観ながら、ついついポテトチップスやお酒などカロリーの高い食べ物に手を出してしまった経験は誰にでもあるはず。
そこで、無駄な間食に手を出す前に早く寝てしまうと決めてしてしまいましょう。
そうすることで、無駄なカロリー摂取を予防することが出来るのです。
例えば、500Kcalの間食を省けたとしたら、ジョギング約2時間分のカロリーを摂取しなくて済んだことになります。これはダイエットという側面では非常に大きなメリットであると言えます。
睡眠不足になると翌日の食欲が増す
2004年、アメリカのスタンフォード大学が行った研究により、睡眠時間と食欲には大きな関連があるということが分かりました。
研究によると、『5時間睡眠の人は8時間睡眠の人に比べて、食欲を増す”グレリン”と呼ばれるホルモンの分泌量が15%増えます。さらに、食欲を抑える”レプチン”と呼ばれるホルモンの分泌量が15%減る。』という研究結果が出ています。
つまり、睡眠不足は医学的に太りやすく、痩せにくくなってしまうのです。
翌日に学校や仕事を控えている状況であれば、一度夜更かししてしまうと、十分な睡眠時間の確保は難しくなってしまいます。
そこで、早く寝てしまえば全て解決します。仮に寝つきが悪かったり、途中で起きてしまったとしても十分な睡眠時間を確保することは容易です。
睡眠不足は活動量が減る
睡眠不足になると、日中の活動量が低下してしまいます。睡眠不足になると、体が重くなり、だるさを感じるようになります。これは、夜間に十分な体力回復をすることが出来なかったことにより、突然生命の危険が襲ってきた時に余力を残す生存本能です。
これを医学的には”不全感”と言います。
人間はこの不全感の状態では動作が遅くなり、モチベーションが上がらず運動習慣をサボってみたりしていまいます。結果として活動量が減りカロリーの消費量が低下してしまいます。
もちろん、運動だけでなく生産活動の量も低下する為、勉強・仕事の質や創造性も低下し、生産量も低下してしまいます。
基礎代謝も低下する
睡眠時間が短いと基礎代謝まで低下してしまいます。
基礎代謝とは、私たちが何もせず寝ている状態でも消費しているエネルギーのことです。また、この基礎代謝は我々の1日の消費カロリーの7割程度を占めています。その為、基礎代謝の低下は肥満の原因に直結していしまうのです。
基礎代謝はいわゆる成長ホルモンに左右されます。私たちはどこかで、『寝ている時間が一番成長ホルモンが分泌されるんだよ』という言葉を耳にしていると思います。
成長ホルモンが分泌されると、全身の細胞が活性化され、体温が上昇し新陳代謝が亢進します。結果的に消費カロリーも増えます。これだけでも痩せやすい状態になっているのですが、さらに成長ホルモンは中性脂肪の分解・筋細胞の修復もしてくれる為、美しく痩せる効果があると分かっています。
朝活の成功率が上がる
朝活は忙しい学生やビジネスマンにとって、非常に有効な時間の使い方であると言えます。朝活を成功させるための重要な条件の一つが”早く寝る”ということです。
先述のとおり、睡眠不足の状態で人間は最高のパフォーマンスをすることは出来ません。睡眠時間は十分に確保する必要があるのです。朝活はたっぷり睡眠時間をとっているという条件付きで成り立っているので、朝早く活動する為にはその分早く寝る必要があるのです。
朝活によって、素晴らしいメリットを得られることについて紹介している記事はコチラをどうぞ。
年収が上がる
ワシントンポストに掲載された論文の中で『睡眠時間の増加は賃金の引上げに影響する。』という論文がありました。
つまり、どんなに能力が高い人であっても、睡眠不足に陥ることで集中力や創造性が低下し、生産性を低下させることになってしまうのです。逆をいえば、睡眠時間を十分に確保することが出来れば、勉強・仕事の生産効率を向上させ、年収を上げることが容易になるということです。
ただし夜型の人は逆効果かも
早寝早起きを習慣にしている有名人として代表されるのは、以下の人物です。
・ティムクック(Appleの創設者)
・ジェフべゾス(Amazonの共同創設者)
・アリアナ・ハフィントン(Huffington Postの創設者)
彼らに共通しているのは、早寝早起きによって生産性を高めるなど、睡眠時間にたいして人一倍強いこだわりを持っていることです。
ちなみに、私はティム・クックと同じ就寝・起床時間で生活しています。
一方で、夜更かししているけど、成功している人も存在しているのです。例として、
・バラク・オバマ(アメリカ元大統領)
・イーロン・マスク(テスラモーターズの会長兼CEO)
ただし、彼らに共通していることは、『寝る時間は遅いけど、睡眠時間は十分に確保している。』という点です。
夜の方が集中力が増し、作業効率が高い人で成功している人は『時間的自由が利く』という条件が付いている傾向があります。つまり、起きる時間が遅くても大丈夫ということです。
学生や多くの会社員である場合、この条件を満たすことは難しいでしょう。
しかし実業家の場合、自分で就業時間を決めることが出来るという性質上、夜型の人は起業や副業をメインにするという選択肢をとれば、年収を上げることが出来るかもしれないですね。