精神科ナースの本気メモ

読むだけでスキルアップできるステキなメモ帳

看護師国家試験に逆転合格する為のマインドセット

 

本記事の内容

 

 

 

私は国試までこのように過ごした

 看護師国家試験について言えば、私は決して成績の良い学生ではありませんでした。直前模試の成績もいまいち振るわず、合格を確信できる学生とは言えませんでした。

 しかし、それでも、必修96%、一般状況設定85%の得点率で合格することが出来るようになりました。

 直前でも、バイトも趣味のランニングも欠かすことなく、成績を上げ続け、最終的には、余裕を持って合格することが出来たのです。

 

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模試の結果が悪くても気にしない

 まず、模試の成績はあまり重要視する必要がありません。模擬試験は、基礎事項を多少応用した問題にされている場合が多いです。そのため、模擬試験の成績よりも本試験の方が得点が取れる学生が多いのです。

 

 そうはいっても、模擬試験には基礎事項のエッセンスが非常に多いです。模試の一問一問に、覚えておくべき基礎事項が盛りだくさんです。何度も模試の解説を読み返して、知識を脳に定着させましょう。

 

 

 

勉強法について勉強しない

 厳しい事いうと、この記事を読んでいる時点で黄色信号です。勉強法についての勉強は決して得点には結びつくことはありません。

 

 たくさんのブログやYou Tubeなどで勉強法について解説しているものがあります?しかし、そんなものを見漁っている時間は、得点に結びつくことはのです。動画一本、記事1つを観る時間があったなら、模擬試験の解説を読んだり、実際に書いたりする方が合格に直結していきます。

 

 勉強法は自分で編み出した方が圧倒的に効果的です。これは他人の勉強法が、自分に必要なものであるとは限らないからです。間違った問題をどうやったら正解出来たかを考え、それに対する対策を講じればいいのです。これは、看護師になった後にも、インシデントレポートを書く際や患者に対する看護ケアの具体策を考える場面などに必要な能力です。

 

 

 

勉強法はたったこれだけ

 強いて勉強法について語らせてもらえば、以下の2点をひたすら繰り返すだけで、成績は伸びていきます。

 

1.模試の復習と過去問を繰り返す。

2.基礎事項の確認

 

これについては、詳しく解説した記事を載せておくので、興味のある方は読んでみて下さい。

 

www.komattahito.com

 

 

 

睡眠は絶対に削るな

 

 『 睡眠時間は立派な勉強時間です。』どんなに時間が無くても、人間の3大欲求《 食事、睡眠、排泄 》の時間を削ることだけはやめましょう。とりわけ、睡眠時間を削って勉強時間を捻出するという人は多いですが、これは絶対にやってはいけない事です。睡眠不足で勉強するということは、ウンチをガマンしながら勉強しているようなものです。集中出来るはずがありません。国家試験勉強をする基本的な心構えとして、

『起きている時間に出来る限り大量の知識を詰め込み、運用する。』

そう心がけて勉強することで、より効率的に勉強するようになることが出来ます。

 

 睡眠時間を削るのは最悪です。個人で適切な睡眠時間は異なりますが、最低でも6時間、可能なら7時間は必ず睡眠時間を確保しましょう。

 

 

 

 

 寝落ちすることを目標に勉強する

 国家試験対策をより効率的にする為のマインドセットを紹介します。それは、

『夜、寝落ちしてしまうくらい、昼間に勉強する。』

昼間、ダラダラ過ごしてしまったら、夜に「どうして、昼間勉強しなかったんだ。」と後悔して、それを取り戻すために夜更かしして勉強しようとします。すると、翌日も眠気でパフォーマンスが上がらなくなり、また夜更かし...。

 という、負のスパイラルに陥ってしまい、結局臨むような結果を得ることが出来なくなる可能性が高くなります。この夜更かしスパイラルからは、一日でも早く脱却するべききです。そのために、『今日こそは早く寝る。』という日を決めて、何としても早寝をしてしまいましょう。

 

 

食は時短になる

 まず、あなたに尋ねます。

 『 高カロリーの物を食べ過ぎて後悔した経験はありませんか? 』

 『 その過剰摂取したカロリーを消費しようと、無理な運動をした経験はありませんか? 』

食事は生命維持に必要不可欠な要素です。しかし、国試前の貴重な時間を無駄にしないように食事をする必要があります。特に、模試の成績が振るわない人ほど、入念に管理してあげる必要があります。

 

まず、過食はご法度です。勉強に関して言えば、過食はデメリットしかありません。食事時間はストレス解消になるかもしれませんが、その一瞬だけで後から大きな後悔というストレスに繋がってしまいます。また、急激な血糖値の上昇、消化器への血流の集中により、眠気と集中力の低下に繋がってしまいます。こうなってしまうと、大幅な時間のロスとなってしまいます。私の場合、国試までラスト2週間は朝食はパントと目玉焼き、昼食はカロリーメイト、夕食は近所の定食屋の出前で食事を固定していました。そうすることで、時間的コストを極限まで下げていました。

 

 また、ご飯を食べながらテキストを読むくらいの時短は有効です。ただし、時間がないからといって、カップラーメンのようなジャンクフードばかり食べると、脳の働きが悪くなるため集中力が低下し、勉強効率が落ちるため、栄養のある食事を適量食べるように心がけましょう。

 

 また、一人暮らしをしている学生はチャンスです。食事は出前かUber Eatsを利用しましょう。そうすることで、自炊した場合にかかる時間を大幅に勉強時間に充てることが可能となり、ライバルとの差を一気に埋めることが可能となります。