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【年子育児】家族全員インフルエンザになったら地獄のようだった

 家族全員インフルエンザになると地獄のようだった

 

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一日目、父から発症

父(30歳): 体温38.5℃ 全身の倦怠感と痛み。

       午前中は発熱も軽度。しかし時間とともに症状が重くなる。

       夕方には38.5℃になる

       一晩中、ひどい咳に苦しめられ、ほとんど眠れない。

母(30歳): 平熱だが、軽度の倦怠感を訴える。

       日中は普通に仕事をこなしていた。

 

 この時は、まだこれから家族全員が一斉にインフルエンザに罹患するなんて考えてもいませんでした。ちょっとカゼをこじらせ、すぐに良くなるだろうと軽く考えていました。

 

 

 

二日目、母と長男も発症

 父(30歳):40℃ 全身の倦怠感と痛み 咳がひどく、咳をすると胸に痛みがある。
母(30歳):39℃ 全身の倦怠感と痛み 時々咳がでる。
長男(3歳):39℃ 症状を細かく表現することは出来ないが、
          顔が赤く、眼もうるんでいる。発熱の割には活気がある。
次男(1歳):37.1℃ 発熱をしていなく。元気。

 

 朝、父が40℃の発熱。症状もより一層強くなる。このとき、母(30歳)と長男(3歳)も発熱しだしていまう。母も長男も38℃台の発熱。朝から、一家で緊急外来を受診する。子どもは待ち時間をガマンすることが出来ず、長男は大泣き。次男は床を裸足で走り回ったり、床をゴロゴロ。止めると大泣きする。

 結局、次男以外インフルエンザA型の診断。父、母、長男にタミフルの投与(朝・夕)が開始となる。次男はタミフルを予防投与(朝一回のみ)の処方。

 

 家事が出来ない。大人組の著しい機動力の低下は、ただでさえ家事負担の多い我が家には致命的。汚れた食器もどんどんたまっていくが、中々食器洗いすらすることが出来ない。掃除をしても、集中力が低下していてキレイに出来ず、余計イライラが募る。

 

 

 

SexyZone 菊池風馬に助けられる

 体調は最悪だった。しかし、偶然Twitterから回ってきた菊池風馬君の動画が面白すぎて、何度も観てしまった。やっぱり菊池風馬君は天才だと思った。

 みなさんも、具合が悪い時ぜひ見て欲しい。


Sexy Zone スキすぎて 菊池風磨爆笑シーン

 

 

 

 

 

 

三日目、とうとう次男も発症

父(30歳):39.3℃ 全身の倦怠感と痛み 咳がひどく、

            咳をすると胸に痛みがある。咳の為、夜に眠れない。
母(30歳):38.6℃ 全身の倦怠感と痛み 時々咳がでる。
長男(3歳):38℃   症状を細かく表現することは出来ないが、
            顔が赤く、眼もうるんでいる。発熱の割には活気がある。
次男(1歳):40℃   二日目~三日目にかけての夜間に発熱する。

            鼻水がひどく、夜間何度も起きてしまう。

 

 夜中に次男が発熱してしまい、朝方6時に緊急外来を受診する。次男は前日からタミフルの予防内服を開始していたが、インフルエンザ脳症のリスクもある為、タミフルの通常内服が必要になる為再度受診する。

 

 大人は咳がひどすぎて眠れず、咳止めを処方してもらう目的で受診する。大人は二人とも夜眠れていない為、疲労がたまりイライラしている。子どものちょっとした言動に対しても、過剰に反応しがちになってしまう。

 救急外来に到着してからも、子どもたちは中々静かにしていることが出来ない。『あれ飲みたい。』『あれ食べたい。』『帰る~!!』の連呼。家族4人分の問診表を書くだけでクタクタになってしまう。

 結局、次男もインフルエンザA型。タミフルの投与を開始する。父、母は咳止めとしてメジコン(15mg)を2錠、一日三回食後に内服するよう処方される。

 

 家事はやっぱり満足に出来ない。両実家から差し入れをお願いして、なんとか食べつなぐ。最低限の家事は私(父)行い。機嫌の悪い子どもの対応は妻(母)が担当するスタイルに自然となっていく。

 

 

 

 

4日目、家族全員快方へ向かう

父(30歳):38.3℃ 全身の倦怠感と痛み 咳がひどく、
            咳をすると胸に痛みがある。
母(30歳):37.8℃ 全身の倦怠感と痛み 時々咳がでる。
長男(3歳):37℃   症状を細かく表現することは出来ないが、
            顔が赤く、眼もうるんでいる。発熱の割には活気がある。
次男(1歳):38.6℃  二日目~三日目にかけての夜間に発熱する。
            鼻水がひどく、夜間何度も起きてしまう。

 

  家族全員解熱し始める。それでも大人組の倦怠感はひどく、家事も満足に出来ない状態。子ども達は二人とも活気が出てくるが、家が破壊されそうになる。しかし、外に遊びに行くのは他人にインフルエンザを感染す危険性が非常に高く出来ない。

 

この頃になると、頓服で処方されていたカロナールを内服し、症状を抑えて家事をするようになる。治りは確実に悪くなるが、家事が出来るというだけで精神衛生上良かった。

 

 

 

 

インフルになってメリットもあった

 家族全員でインフルエンザに罹患している間、とにかく子どもが起きている時間が苦痛でした。その為、就寝時間がいつもより早くなり、普段なら23時頃寝ていたのが、21時前には寝る事が出来ました。寝る時間が遅いということは、我が家では悩みの一つだった為、偶然にも生活改善につながりました。