精神科ナースの本気メモ

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坂口杏里氏から学ぶ、本当にバカのままでは生きられないという事実

 

 先日、坂口杏里氏が恐喝の容疑で警察に逮捕されました。

 坂口杏里氏と言えば、女優、坂口良子の娘であり、『生粋のおバカタレント』として、バラエティ番組に昼夜を問わず出演しているイメージでしたね(;^ω^)

 

 決して芸能人として十分な素質があったとは言い難い彼女ですが、母の七光りと『類稀なおバカキャラ』でお茶の間を賑わせた坂口杏里氏でしたが、昨年、突如AV業界へ転身して、話題となりました。

 報道関係の見解としては、坂口氏がホストにハマり、借金を作ってしまったことから、その返済のためにAV女優へ転身した。AVに転身し、それなりのギャランティが入ったにも関わらず、今回現金3万円をホストから恐喝したとのことでした。

 

 現在、芸能界は『おバカキャラ』がブームとなっています。これは、昨今、テレビで暴力や露骨な性的シーンを放送することが、タブーとなった結果、『おバカキャラ』がその代用として、お茶の間に登場する機会が増えたと言っていいと思います。

 数多くいる、『おバカキャラ芸能人』ですが、各々独自性を持ち、工夫を凝らしてスクリーンに映っています。ただ、私達視聴者は心のどこかで、『彼ら(彼女ら)は、わざとおバカキャラを演じている。』と感じている部分があります。確かに、彼らの中には、有識人と言っても過言でないような人が、芸能界で生きていくため、『おバカキャラ』を演じているパターンも数多くいるはずです。坂口杏里氏も、例外でなかったはずです。「本当は普通の人なんでしょう!?笑」と思っていた方も多かったはず。

 

 しかし、今回の一件で明るみに出たのは、『キャラではなかった』という事実です。今回の一連の騒動で、私達の彼女へのイメージは『生粋のおバカ』になったということです。そして、もう一歩考えを深めるとしたら、『彼女の失敗から何を学ぶか?』ということでしょう。

 ホストにハマり、AV業界や風俗に身を落す女性は、何も彼女だけではないでしょう。これまでにも、多くの女性が同じ道をたどってきたはずです。そして、そのような話をどこかしこで聴いてきたはずなのです。なのになぜ、このようなパターンがひっきりなしに、生じてしまうのでしょうか?

 

 この一連のパターンに欠如しているのは、消費者の冷静な判断力です。煌びやかな世界で、酩酊し冷静な判断力を奪った状態で『何とか支払えるはず!』という気持ちにさせ、煽り、購入させる。ブラックとしかいいようのない、サービス業が認められているという事実です。本来、サービス業とは、消費者が喜ぶサービスを提供する対価として金銭頂くものです。したがって、いくら一時的に消費者が楽しみ、喜びを感じることが出来たとしても、その結果として、借金を作り、身を落させていては、到底サービス業とは言えないでしょう。その事を、理解しておく理解力が求められるのです。

 以上から、年長者はこれから未来ある若者に、こういったクズみたいな商売を平気でできる連中がいるということを教えておかねばならないでしょう。そして、若者も常に冷静に論理的視点をもって消費活動をしていくことが肝要です。また、冷静な判断をするための判断材料となる知識を積極的に蓄える学習行動が求められるということを学ばなくてはならないでしょう。

 

 

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