『 奥さんのイライラについ反応してしまう。 』
そんな経験はありませんか?
女性の性格は、一週間で4回変わると言われています。
昨日まで滅茶苦茶優しかった妻が、今日はなんだかイライラしてる。
そんな状況に驚いてしまう男性も多いはず!
しかし、驚く必要はありません。
女性は、ホルモンバランスによって、日々性格やストレス耐性が変わる生き物なのです。
つまり、われわれ夫側は、そんな妻の変化に対して柔軟に対応することが出来れば、不要な夫婦ゲンカに発展することなく、円満に生活することが可能なのです。
夫婦ゲンカの原因は心の余裕不足
夫婦ゲンカの原因は、実は些細な原因であることがほとんどです。
(※配偶者の不倫などは致命的なので気をつけましょう。)
パートナーのほんの些細な言動について、ついチクッとした言葉を使ってしまい、そこからケンカに発展してしまうなど...。
つまり、心に余裕を持ってパートナーを気遣う言葉選びをする。
また、パートナーから言われた嫌味などに過剰に反応しなければ、夫婦ゲンカは発生しにくくなるのです。
夫婦ゲンカは生活習慣で予防できる!
先述の通り、夫婦ゲンカを予防するには『 心の余裕 』を確保することが最重要です。この『 心の余裕 』というものは、先天的にキャパシティが決まっているものではなく、自分自身でコントロールすることが出来る要素です。
この『 心の余裕 』を作る為に、誰でも出来る超効果的な方法を3つ紹介しちゃいたいと思います。
1. 早く寝る
睡眠不足は、夫婦ゲンカの原因に直結します。
睡眠不足になると、副腎からコルチゾールといホルモンの分泌量が増えます。このコルチゾールというホルモンはは精神的に緊張状態にする強い作用があります。
コルチゾールが精神に影響を与える機序をカンタンにまとめると以下のようになります。
このコルチゾールの作用により、些細なことにストレスを感じやすくなってしまいます。すると、パートナーの悪い部分が気になってしまい、ついつい嫌味を言ってしまう。また、嫌味を言われた時に、激昂していまう原因になってしまいます。
2.お酒を飲まない
『明日は休んだし、今夜は晩酌しよう。』とつい夜中に晩酌してしまう人も多いでしょう。しかし、これも夫婦円満のためには控えた方が良い行動です。
根拠として、アルコールを摂取するという事は、翌日の精神的・肉体的パフォーマンスを低下させる原因となる為です。
アルコールは脳などの中枢神経に直接作用し、その活動を抑制してしまいます。
つまり、翌日の気分の不快感を招き、体を動かすこと自体を億劫にしてしまいます。すると、思うようなパフォーマンスを上げることが出来なくなり、自然とストレスを感じてしまいます。これが、『 心の余裕 』を無くしてしまう原因になってしまうのです。
3.運動習慣をつける
アメリカのプリンストン大学の研究によって、運動をすることで、脳のストレスに対する反応が弱まり、不安を感じにくくなるということが明らかになっています。
これは、運動することによって脳から、セロトニンやエンドルフィンといった神経伝達物質や分泌されることによるものだと判明しています。
セロトニンは、精神の安定や平常心、頭の回転を向上させる効果があります。また、エンドルフィンには、免疫力向上・リラックス効果など気分を良くする強い効果があります。また、このエンドルフィンの分泌量が少ないと代わりに、ノルアドレナリンという興奮ホルモンが分泌され、不安や興奮状態になりやすい状態になってしまいます。
夫婦関係の安定には、心の安定状態、『 心の余裕 』が必須です。
セロトニンやエンドルフィンは、軽い運動を30分程度行うだけで分泌されることが分かっているので、スキマ時間で軽いジョギングやウォーキングなどを習慣にすると、夫婦喧嘩を回避する手助けになるでしょう。
これらの習慣は男性側だけでなく、もちろん女性側にも効果があります。
いつまでも仲良し夫婦でいるために、お互いにこれらの生活習慣を取り入れて、気持ちよく生活出来るようになると良いですね!