精神科ナースの本気メモ

読むだけでスキルアップできるステキなメモ帳

効果テキメン!正しい下剤ダイエットの方法を紹介するよ。

今夜もみなさん、御一緒に~っ!

 

ふぅぅわぁいやぁぁぁ~~~~~っ!!

 

てなわけで、今日は今日のボクのウ○コを画像付き(無修正)で紹介したいと思います。

 

 

 

嘘です。ごめんにゃさい(≡・x・≡)

にゃ~っ ̄(=∵=) ̄

 

 

 

みなさんはダイエットに下剤を取り入れてますか?

ちなみに、私は26歳という若さで重い持病(キレ痔)を患っているので、下剤ダイエットを取り入れていると言っても過言ではないでしょう。今日は正しい下剤ダイエットの方法を紹介したいと思います!

 

 

 

はじめに。

下剤の基礎知識として、下剤と一言にいっても次の二種類があることを覚えておこう!

 

・緩下剤(塩類下剤)

これは『便をびちゃびちゃにする薬』と言い換えられます。硬いウ○コよりも、やわやわのウ○コの方がスッキリ出やすいですよね。

ちなみに『マグ.....』ってつく薬は大抵この種類の薬。業界用語では『カマ』って呼ばれまず。

 

・刺激性下剤

勉強しない息子には何をしますか?そうですね。『勉強しろ!』って気合い入れますよね。

こちらは、そんな動きの鈍った腸に気合いを注入するタイプの下剤です。比較的種類が多いので、その都度覚えていくしかない薬です。

しかし、弱点として、腸内にウ○コが無い状態でこちらの薬を服用すると、ウ○コが出ないのはもちろん、お腹が痛くなるので注意!

 

 

下剤ダイエットの方法とは?

さて本題ですが、下剤でダイエット出来るでしょうか?

 

 

 

 

 

 

正解お察しの通り×です。

下剤を服用することで、ウ○コの重さ分だけ体重が軽くなります。

ただ、だだ.......。

それだけです。

みなさんのにっくき脂肪は1gたりともへってません。むしろ体重が(数字上)減った分、安心して食べてしまうリスクが増えるだけです。

ちなみに、刺激性下剤を乱用すると、刺激に腸が慣れてしまい、徐々に薬効が薄れる為、さらに下剤の使用量が増えるという悪循環に陥ります。そして、下剤なしではウ○コが出なくなります。したがって用法、用量は正しく使用する必要があります。

 

ちなみに、精神科病棟ではかなりの頻度で下剤に依存している患者さんに出会います。

そもそも、薬剤に依存しやすい性格の方が多いのも原因の一つかもしれません。

やせ願望の強い患者さんは『薬剤をこぼしてしまった。』『吐いてしまった』『(本当はウ○コ出ているのに)ウ○コが出ない。』と言って、1日に何回も下剤を服用しようとします。

 

精神科での知識と経験が問われる瞬間です。

患者さんの個別性に合わせた対応、看護が出来るのがプロ。